ボンビー(貧乏)父ちゃんは、地鎮祭でお世話になった神社に初詣に行き、
家内安全の御札・お神札(おふだ)をお分けいただきました。
(御札・お神札は神様の分身なので“買う”“購入する”とは言わないそうです)
ところが、ボンビー(貧乏)父ちゃんは、マイホーム、新築一戸建て、注文住宅を建てるのがはじめての経験で予算も無いため、我が家に「神棚」は作っていません。
せっかくお分けいただいた御札・お神札(おふだ)の取り扱いに困ってしまいました。
「御札・お神札(おふだ)の取り扱いが分からない!」
「御札・お神札(おふだ)の置き場所がない!」
「御札・お神札(おふだ)を粗末に扱ったらバチが当たる!?」
「バチが当たるのバチって何?」
ボンビー(貧乏)父ちゃんは、宗教・神様・仏様などついて疎く、神棚がどのようなものでどんな役割があるのかなど全く理解しておりません。
そこで、ボンビー(貧乏)ながら新築一戸建て・注文住宅を建てることができた(購入することができた)この機会に神棚について詳しく調べてみました。
■神棚をお祀りする場所
神棚(かみだな)は、家族が親しめような明るくきれいな部屋にお祀りしましょう。
部屋のなかでも天井に近く、人の目線よりも高い位置で「南向き」または「東向き」が理想です。
トイレ(お手洗い)と背中合わせになる場所やドアなどの出入りする場所の上などは避けた方が良いです。
神棚(かみだな)と仏壇(ぶつだん)は、同じ部屋に置いても問題ありませんが、向かい合わせにすることは避けましょう。(礼拝の際にどちらかにお尻を向けてしまう為)
※間取りによって難しい場合は、こだわる必要はありません。
何よりも一番大切なのは、神様を大切に思う心です。
神様に敬意をもって「出来るかたちでお祀り」致しましょう。
■神棚の上に雲をつけましょう
神棚(かみだな)をお祀りする場所の上に部屋などがある場合は、
人が神様(神棚のお祀りする御札は神様の分身です)の上を歩く事になりますので、
「雲(くも)」を神棚の上の天井に貼り、この上には何もないという意味合いにします。
「雲(くも)」は、紙製や木製のものなどがあります。
■御札・お神札(おふだ)について
御札・お神札(おふだ)は、降神の儀を受け神様の御霊が宿った御壐(ぎょじ)であり神様から授かるものですので丁寧に大切に取り扱いをいたします。
御札・お神札(おふだ)に巻いてある薄い上巻紙は、各家庭の神棚(かみだな)にお祀りするまで御札・お神札(おふだ)を清浄にたもち、汚れを防ぐために施されたものですので、神棚(かみだな)にお祀りする際に取り外しいたします。
御札は、一年に一度取り替えします。
神様の宿った御札・お神札(おふだ)は一年経ったら、感謝の気持ちを込めて神社にお返しします。
そして新しい神様の御霊が宿った御札・お神札(おふだ)を分けていただき、
新しい一年を無事に暮らせるように神棚にお祀りします。神棚も合わせて新調されるとなお良いでしょう。
お神札の設置について
神棚(かみだな)の造りにより御札・お神札(おふだ)のお祀りの仕方が異なります。
「一社造り」は、
一番手前から神宮大麻(じんぐうたいま)の御札・お神札、氏神様(うじがみさま)の御札・お神札、崇敬神社(すうけいじんじゃ)の御札・お神札という順に重ねてお祀りします。
「三社造り」は、
真ん中、中央に神宮大麻(じんぐうたいま)、氏神様(うじがみさま)、左に崇敬神社(すうけいじんじゃ)をお祀りします。
三重県伊勢市に伊勢神宮(いせじんぐう)は、「天照大御神様(あまてらすおおかみ)」をお祀りしています。
天照大御神様(あまてらすおおかみ)は、日本人の総氏神様であり、神宮の御札・お神札(おふだ)を「神宮大麻(じんぐうたいま)」といいます。
氏神様(うじがみさま)は、土地や住人をお守りくださる神様。古くは、氏性(うじせい)が同じ一族の縁の深い神様を氏神様と呼び、氏神様をまつる神社のお神札を「氏神大麻(うじがみたいま)」といいます。
日本全体をお守りくださる神様「天照大御神様(あまてらすおおみかみ)」と、住んでいる所をお守りくださる神様「氏神様(うじがみさま)」の両方をお祀りしましょう。